2月4日常例法座をお勤めしました。 ご講師は鹿児島からお越しの 藤清道 師です。 講題は「畢竟依(ひっきょうえ)」について。 和讃の中にも出てくるお言葉です。 「畢竟」とは現代の言葉で捉えるならば「究極」という意味に近いものです。 「依」とは「よりどころ」という意味になります。 つまり「畢竟依」とは「究極の依りどころ」という意味になるでしょうか。 必ず救う、必ず仏にしてみせると私を見守り続ける阿弥陀様。 親鸞聖人はそんな阿弥陀様を「畢竟依」という言葉で讃えられました。 揺らぎ続け変化し続けるのが人の心であり私という存在です。 それに対し、変化する必要がないのが仏様です。 変化しないからこその依りどころであり、お任せできる有り難さをお聞かせいただきました。 ありがとうございました。